56歳で異業界へ転職!怖かった…けれど鈴鋼製作所で新たなキャリアを築いた杉山さんの話

約30年、印刷機のオペレーターとして働いていた杉山さん。
ペーパーレス化が進む昨今、先行きに不安を感じた杉山さんは「今、転職した方がいい」と56歳で転職を決意されました。

「当時は仕事を変わることも怖かったです。でも必死で仕事を探しました」

by 杉山さん
転職サイトで鈴鋼製作所の求人を発見した杉山さんは、これまでと全く異なる業界かつ、初めて挑戦する仕事ではあったものの新たなキャリアを築いていく決心をしました。

今回はそんな杉山さんへ、入社当時の想い、職場環境についてなど、鈴鋼製作所のアレコレを赤裸々に語っていただいています。

スキルが身体に染みついていく
━━ まず当社へ入社した背景について教えてください!

杉山:前職は印刷機のオペレーターとして働いていました。ペーパーレス化が進み、業界自体の先行きに不安を感じたことが転職のきっかけ。このまま会社に残り続けても退職金の支給も期待できず、定年前に転職すべきだと思ったんです。正直、新しい会社へ転職するという選択に対して『怖い』という気持ちはありました。けれど必死に転職活動をしていたところ、鈴鋼製作所に巡り合えたんです。

━━ 当社の求人票を見て、なぜ応募をしようと思ったんですか?

杉山:リサイクル事業という言葉を目にして、将来性の高さや安定性を感じたから。環境問題はこの先、なくなることはないと思ったんです。

入社できるタイミングは3ヶ月先だったのですが、面接時にお伝えしたところ『それでもいい』と言ってもらえたこともあり、入社に至りました。

━━ 全くの異業界、そして異職種への挑戦ですが、入社後、大変だったことはありますか?

杉山:初めは難しかったです。わけが分からない状態でした(笑)以前、オペレーター時に扱っていた紙より扱う製品は重たいですし、私がいるプレス加工の部署は加工した製品の全数検査(※)が必要で、その点も大変です。ただ数をこなすことで『身体に染みついていく』感覚があって。仕事の流れは慣れていけば難しくありませんが、品質を守らねばならない繊細な仕事だと感じます。

※全数検査:製造された製品を一つ残らずすべて検査すること。品質基準が満たされているかチェックします。

つくった製品が街を走っているという誇り
━━ 仕事の中で工夫されていることはありますか?

杉山:ざっくり1日に平均400回くらいはプレスしていると思います。1日ずっと同じ製品の加工を進める日もあれば、大小さまざまなサイズの製品を加工することも。材料の置き方を変えたり、機械の微調整を加えて、品質が担保できるように製品を一つひとつチェックしながら進めています。

━━ やりがいを感じる場面を教えてください。

杉山:小ロット多品種のモノづくりなので、1日に何十種類もの製品加工を行うことがあり大変ですが、私の場合は自動車のシートになる製品を作っているため『自分の作った製品が使われている車が街を走っているんだ』と思うと誇らしい気持ちになります。

━━ どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?

杉山:やっぱりモノづくりが好きな人に向いていると思います。今まで分からなかった作業ができるようになったり、実際に完成したモノを目にする面白さ・喜びを感じられる環境なので。ただ未経験の方でも、チャレンジできる仕事です。

まずは機械の操作方法から学び、製品の検査方法、守らなければいけない細かなルールを覚えていくことで徐々に仕事に慣れ、スピーディーに作業を進められるようになると思います。

人間関係のストレスがなくなる
━━ 職場の雰囲気を教えてください。

杉山:昔は人間関係に対してストレスを感じることもありましたが、今はないです!明るくて面白い、良い人が多いですよ。上司へも話しやすい環境ですし、先輩たちも根気よく教えてくれる人が多いです。

━━ 宴会でもつい盛り上がって、なかなか終わらないですもんね(笑)働く環境としてはどうですか?

杉山:繁忙の波はありますが、そこまで残業も多くなく、プライベートの時間を大切にできます。有給も取得しやすいですよ。私はサッカー観戦が好きで(笑)今の職場は自由な時間が増えて、福岡や東京の試合を観るために遠征に行けるようになりました。

━━ 私生活を充実させられる環境は働く上で嬉しいポイントですよね。インタビューにご協力いただきありがとうございました!

異業種・異職種からの転職はとても勇気がいること。ですが、杉山さん自身の努力もあり、今は弊社の即戦力として活躍してくれています。

今後も『頑張りたい』『チャレンジしてみたい』という意欲ある方を迎え、新人を育てられる職場であり続けたいと思います。

パートナーと、そして子どもと一緒に。結婚後も同じ会社で共に働き、子連れ出社を実現した日高夫妻の話

今回お話を聞いたお二人は、鈴鋼製作所の製造部門を担う日高さんと、受注・生産部門を担う日高さん。

同じ苗字のこのお二人。
実は鈴鋼製作所で出会い、ご結婚。その後も一緒に働き続けてくれているご夫婦なんです。

「一緒にいるからこそ、この先も働き続けたいと思います」

by 日高さん(妻)
パートナーと共に働く『良さ』を語ってくれた、日高さんご夫婦。

出会い、結婚、子育てといった様々なライフイベントを、鈴鋼製作所で過ごしたお二人だからこそ語れる、人生の節目で起こった出来事やその時に感じた想いなどをお話ししていただきました。

鈴鋼製作所との出会い
━━ お二人の入社のきっかけを教えてください。

日高(夫):私の場合はもともと父親が働いていて、当時の工場長と父の仲が良くて。父親からではなく、工場長から「うちで働かないか」と誘われたことがきっかけでした。

学生の頃にバイトでプレス作業を経験していたこともあって、会社の雰囲気や仕事内容を理解していたんです。兄も働いていましたしね。特段、家族から止められることはなく、仕事の大変さも分かっていたので働いてみようと思いました。

━━ 親子二世代で働いていたんですね!新卒で入社して勤続30年とお聞きしましたが、変化はありますか?

日高(夫):当時は人力で行う作業が多くて本当に大変で……(笑)今は機械化が進んだお陰で、キツイ作業もだいぶ減りましたね。

━━ 一方、日高さん(妻)は中途入社とお聞きしました。

日高(妻):そうです。前職では、薪ストーブの輸入販売会社で事務や接客対応を担当していました。環境を変えたいと考えて『転職』の二文字が頭をよぎっていた頃、当時お客様だった鈴鋼製作所の専務からお誘い頂いたんです。

━━ 勤続10年以上と長く働かれていますが、転職して良かった点はありますか?

日高(妻):まず、ほとんど定時で帰れていることですね。今は受注対応や生産事務といった業務を担っていますが、多少忙しい時は定時を超えることがあるものの、残業になることはあまりないです。あと、やっぱり子連れ出社ができることは本当にありがたいです。

━━ 子連れ出社が導入された経緯を教えていただきたいです……がその前に、ご結婚された当時のお話から聞かせてください!

結婚後も引き続きよろしくね
━━ 結婚のタイミングで、夫婦どちらかが退職を考えるケースも多いように思います。

日高(妻):私も漠然とですが『結婚したら辞めたほうがいいのかな』って勝手に思っていました。けれど、会社へ伝えた時『引き続きよろしくね』って感じで受け入れてくれて。居づらさも全くなくて、むしろ今は一緒だからこそ働き続けたいって思います。

━━ 一緒だからこそ働き続けたい、というのは具体的にどんな理由からそう思うのでしょう?

日高(夫):『これ買ってきて』って買い物の相談がしやすいです(笑)

━━ そのほかも教えてください(笑)

日高(妻):育休の期間に気づいたことなんですが、夫から『今日、忙しかった』と言われても、休暇中はその日、どの程度大変だったのか分からなかったんです。

でも一緒に働いている時は夫から言われなくても、工場内の忙しい雰囲気が伝わってくるので『あぁ今日はちょっと遅くなりそうだな』なんて感じで理解できるんです。お互いの状況を深く把握しておくことって、一緒に生活する上でとても大切なことだなって思いました。

━━ 理解し合うことで、相手を気遣ったり、フォローし合うことができそうです。子連れ出社はどのタイミングでスタートしたのでしょう。

日高(妻):最初は出勤時間について相談したことがきっかけで。話の中で祝日の出勤日にお休みをいただくと、有給が足りなくなってしまうことも相談しました。そしたら『お子さんも連れてきていいよ』と言ってもらえて。事務所の2階が空き部屋だったので、そこをお借りしています。

━━ 新しい取り組みを始めるのは大変だったんじゃないですか?

日高(妻):一旦、連れてきてみて、2階の部屋で子どもたちに過ごしてもらい、できそうか、難しそうか確認しながら進めていきました。

うちの子どもたちも『ここで遊んでいると楽しい!』と言ってくれたので、問題なく子連れ出社ができるようになりましたね。昼休憩の時は子どもたちと一緒にご飯を食べて、様子を確認しながら過ごせるので安心です。

日高(夫):今日も2階に子どもたちがいますよ。学校や児童クラブなど、子どもたちが過ごす場所は色々ありますが、事務所の2階も気に入ってくれています。

━━ 家族で一緒に会社へ行って、みんなで家に帰れるってなんだか素敵だなと感じました!インタビューにご協力いただきありがとうございました。

新しい働き方をつくりながら、イキイキと活躍してくれている日高夫妻。

現在、日高さん(妻)に関しては、勤務時間をずらすことで子育てと両立させながら、力を発揮してもらっています。

その中で一緒に働くメンバーにおいては、時差出勤するメンバーを『家族のように支えてほしい』という想いから『家族手当』を支給。

時差出勤だけではなく、子どもの病気で急な早退・休みなどがあったり、子連れ出勤をする時の社員を一緒に働くメンバーは日頃フォローしてくれています。支える側の社員も『気持ちよく働けるように』という想いを込めて、家族手当を支給しているんです。

また当社の専務は『事務所や工場で一人きりになる時間を作らないでほしい』と社員へ伝えています。他の人たちがみんな帰ってしまった中で業務を進めている時、万が一その社員に何かあった際、周りのメンバーで助けることができないから。

家族手当は、時差出勤の導入により通常勤務のメンバーが ”一人で対応する時間が増える" ことも含めて、支給している手当。だからこそ金額においても、数千円ではなく、様々な場面においての頑張りを還元できる手当金額にしています。

さらに子連れ出社導入においても、ルールをつくることで「安全」を守り「両立」を叶える工夫をしています。

例えば、製造業の場合、現場へ子どもたちが足を踏み入れてしまうと危険が伴うため、必ず2階から出ないよう条件をつくりました。
また1階は仕事場、2階は子どもたちが過ごす場所、という住み分けを行うことで仕事とのメリハリをつけてもらえるようにしています。

「以前、ニュースで子連れ出社をしている人が取り上げられていました。会社のみんなで子どもを見守っている、という話を見て『素敵だな』と感じたこともあり、当社でも導入してみようと思ったんです」

by 専務取締役 加藤
一人ひとりの社員がライフイベントによって働き方の制限が起きないよう、そして新しい働き方を支えるメンバーも不満なく力を発揮していけるよう、今後も一部だけではなく『全体』を見ながら環境をつくっていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!